看護部 伝達報告会を実施しました
本日、開西病院では看護部伝達報告会を実施いたしました。
伝達報告会とは、研修会などに参加した職員が、そこで学んだことを他の職員に伝え、知識や技術を共有するもので、看護部をはじめ、各部署で行われています。
今回は、それぞれ札幌・釧路での研修会に
参加した看護師各一名による報告会でした。
テーマは
①「現場に活かせるリスクマネジメント」
②「看護実践と倫理の研修-看護で大切なことは何か-」
①では、日本で過去に起きた医療事故の事例に、医療事故防止のためのプロセスを当てはめたリスクマネジメントシミュレーションを行い、現場に潜むリスクと事故防止法を再確認しました。
②では、「ただ治す」医療から「患者様の意向に沿った治療」が求められるように変遷してきたことに伴い、看護の現場に求められる倫理も変化していること、また、機器の進化などによって業務の利便性が向上したが、それによって柔和な表情・触れ合い・目を合わせることなど、患者様に安らぎを与えられるものが希薄になりがちであることなどを再確認しました。
報告会には多くの看護師が参加し、「日々の安全の為に何が必要か、気づかされた」「看護師を続ける中で、持つべき倫理観を忘れていないか、常に意識することの必要性を痛感した」などの感想がありました。
博愛会は、優れた知識・技術を、一人でも多くの職員と共有できるよう、努めてまいります。