ささえ愛出前講座『転倒予防教室』を開催いたしました 【2025年4月10日(木)地域支縁くらぶ白樺】
今回は、開西病院 医事課 熊谷絵里子氏と池下黎氏が『医療費あれこれ座談会』と題し、講座を開催しました。
講座では、風邪等で大きな病院にかかった場合と、小さな病院やクリニックを受診した場合とでは、医療費の自己負担が大きく異なり、これは選定療養費といって、紹介状を持たずに大きな病院にかかった場合にかかるため、すぐに大きな病院を受診せず、まずはかかりつけ医を受診した方が良い、とのお話がありました。
また、実際に骨折をして入院・手術をした場合にかかる医療費の総額はおよそ150万円であり、マイナポータル等を使って参加者各自の限度区分を確認し、おおよその自己負担額を計算しました。
さらに、ジェネリック医薬品についても説明。
新薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合、
・3割負担の方は自己負担がほぼ半額
・薬の効果や安全性も新薬と同じ
・形状や大きさ等改良され、より飲みやすくなっている場合も多い
とのことでした。
切り替える方法は
・診察場面で医師に希望を伝える
・調剤薬局で薬剤師に伝える事 など。
現在、約80%がジェネリック医薬品に切り替わっており、それにより国の医療費負担も年間1兆7,000億円の削減につながっているそうです。
また、
・交通事故を起こしてしまった場合の医療費
・怪我等で何科を受診したら良いのかを迷った場合の受診科を選ぶポイント
・マイナ保険証への切り替え等
についても説明がありました。
参加された皆さんは、講師の話に頷いたりメモを取ったりしながら、真剣に聴講されていました。
今回の講座には、50~80歳代の16名の方が参加されました。
毎月 第2木曜日 13:30~15:00
は地域支縁くらぶ白樺へ是非お越しください。
私たち博愛会メディカルグループは『メディカル。つながる。街つくる。』をモットーに、今日も地域と共に未来に向かっています!