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ささえ愛出前講座『人生の最期、何を大切にしますか?~もしもの話をしてみよう~もしバナゲーム体験』を 開催いたしました 【2025年1月9日(木)地域支縁くらぶ白樺】

 今回は、医療・介護の相談室ささえ愛 室長 荒 浩美氏が「人生の最期、何を大切にしますか?~もしもの話をしてみよう~」と題し、講話ともしバナゲームを体験しました。

はじめに、延命治療に対する考え方や人生会議(ACP)について説明がありました。

元気なうちから家族や大切な人と自分自身が大切にしていることや望んでいることについて話し合い共有しておくことが大切です。ただ、状況や時代等によって気持ちは変化するものです。人生会議は何度でもご本人が望むことを見直すことができます。

家族はできる限りのことをしてあげたいと思う人が多いですがその反面、必ずしも本人がして欲しいと思うこととはイコールではないため、思いは伝えないと実現しません。

健康なときも、病気になったときも、そして最終段階を意識するとき、それぞれのライフステージで話し合っていくことで、もしものときに備えて自分の望みをかなえる第一歩になる、とのお話がありました。

また、人生会議の効果として、本人の望んだ場所で亡くなる人が多くなる、無用な苦痛・苦悩が避けられる、残された家族が鬱になりにくい、といったお話もありました。

 

 

 

 その後、『もしバナゲーム』を4人1組、全6グループで体験してみました。

『もしバナゲーム』とは、余命3ヶ月の宣告を受けたと仮定した場合、自分が何を大切にしたいかを取捨選択していく、というカードゲームです。

参加者の皆さんは、初めて体験するゲームに最初は戸惑いながらも、どれも大切にしたいけれどもその中でも譲れない3つの事柄を選び他のカードを捨てていく、という過程を通して、同じグループの方の考え方を聞いたりしながら、自分自身の気持ちと向き合い、どんな生き方を望むのかを考えるきっかけとなった、といった意見も多く聞かれました。

最後に10分程度、開西病院リハビリテーション科理学療法士の和田副部長が、簡単にできるストレッチ体操を紹介、前半でたくさん思考を働かせて疲れた頭と体をほぐし、終了となりました。

新年はじめの講座となる今回は23名の参加をいただき、大変好評でした。

 

来月は、2月13日(木)13:30~『今からできる貯筋体操~健康寿命アップのポイントについて学ぶ』の講座を開催いたします。

 

毎月第2木曜日13:30~15:00 地域支縁くらぶ白樺へ是非お越しください。
 私たち博愛会メディカルグループは『メディカル。つながる。街つくる。』をモットーに、今日も地域と共に未来に向かっています!

 

 

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