博愛会グループ「介護の日」2024～これからの介護を考える～　を開催【2024年11月8日（金）】

　11月11日は「介護の日」です。

例年はこの「介護の日」にちなみ介護職の技術コンテストである「博愛会コンテスト」を開催して参りましたが、今年は趣向を変えて新たな試みを始めました。

　コロナ禍を乗り越えていく中で、法人内の各事業所の職員が集まる企画が減少したのは明らかで、クラスターの中でのケアの大変さを経験した介護職員たちは、その様な参加型のイベントから無意識に足が遠退いた印象がありました。横の繋がりが希薄になり、何となく元気のない自分たち・・・コロナ以前の活気を取り戻したい・・！

そんな気持ちを胸に秘めていました。

　「法人内の職員が顔を見合わせて、積極的にやり取りを交わす機会を作りたい！」

　「生産性を向上させる事が求められる『これからの介護』を博愛会はどの様に乗り越えていけるか？」

　「仲間同士でしっかりと理解し足並みを揃えるために、出来る事はないか？」

と考えて、この企画を立ち上げました。

 

　イベントは3部構成で開催しました。

第1部は札幌で開催されたケアテックス2024の視察報告

第2部は法人内事業所のＩＣＴ導入実践事例報告

第3部はグループディスカッション、介護業界のＤＸ化に向けて明日から出来る事を話し合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

法人内の各事業所から70名ほどが参加し、活気溢れた3時間を共有しました。

　実行委員は法人内の介護科長と係長で構成され、8月末からの3か月程の短い期間で業務の合間をぬって準備を進めて参りました。初めての試みで不安や迷いも感じながらでありましたが、「法人内で働く介護職員が、働きやすく活気ある職場を目指して…」と、いつもそばで働きを見守ってきた係長たちが一生懸命考えた企画です。

介護の現実を受け止め、理解し、出来る事を探して行動する事の大切さを一人一人に伝えていく為の第1歩としたいと考えています。

 

私たち博愛会メディカルグループは『メディカル。つながる。街つくる』をモットーに、地域における活動を通じて、街を、未来を作って参ります。