ささえ愛出前講座『健康長寿の新常識 舌が命』を開催いたしました 【2024年6月13日(木)地域支縁くらぶ白樺】
今回は、開西病院 口腔衛生管理センター 歯科衛生士の佐藤香代子氏、青木 華奈氏が「健康長寿の新常識 舌が命」の講話と口腔体操をしました。
口腔ケアといえば歯が中心と考えられがちです。「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」8020運動の達成率は50%を超過していますが「歯があるのに噛めない、食べられない」という新たな課題も増えているそうです。近年は、虫歯などになった自分の歯を残すのではなく、残すことが困難になった歯は早めに歯を抜く「歯の整理」という考え方も必要な時代を迎えているようです。
さらに今回は新常識として「舌」に注目、舌の働きや特徴、正しい舌の位置などを確認しました。
お口の機能低下チェックリストでは食べ物が気管にはいってしまいむせる、食事中に食べこぼす事が多くなったなどは年齢と共に傾向が理解できますが、舌や頬を噛んでしまう、口角が下がる、ほうれい線が深くなるなどちょっと気になる点もありました。
今日から出来る舌の鍛え方としては、ガムを噛む、おしゃべり、カラオケ、多品目サラダを食べるなど生活に身近で即実行できる事ばかりでした。
後半の体操は、舌はお顔や喉にある7つの筋肉と繋がっているのでたるみ予防の美容効果も期待できると説明あり、参加されている方々も張り切ってあいうべ体操や脳トレパタカラを楽しく歌いました。
舌があるから食べられる、人として人生の慶び、幸せは「舌」に繋がっている、歯だけでなく舌の健康も普段から意識する大切さを学びました。
毎月第2木曜日13:30~15:00 地域支縁くらぶ白樺へ是非お越しください。
私たち博愛会メディカルグループは『メディカル。つながる。街つくる。』をモットーに、今日も地域と共に未来に向かっています!
次回の出前講座
(毎月第2木曜日 13:30~15:00)
医療・介護の相談室 ささえ愛では、新型コロナウイルス感染症対策に十分に配慮し、定期的に出前講座を開催しています。
【日 時】2024年7月11日(木)13:30~15:00~
【テーマ】介護施設選びのポイント!費用や入居条件について
【講 師】介護老人保健施設あかしや 相談課 支援相談員 係長 泉 昌宏
【参加料】無料
【申込み】不要(定員20名)
【場 所】帯広市白樺16条西2丁目2-1ダイイチ白樺店内 地域支縁くらぶ白樺
※講座終了後にご希望があれば、医療・介護の相談室 ささえ愛 荒 浩美による個別相談会もいたします。