ささえ愛出前講座『骨粗鬆症を予防して健康長寿!』を開催いたしました。【2024年2月8日(木)地域支縁くらぶ白樺】
今回は、社会医療法人 開西病院 看護介護部 骨粗鬆症マネジャー 鎌田 理恵看護師と、開西病院リエゾンサービスチーム鳥本理学療法士より「骨粗鬆症を予防して健康長寿!」と題して講話、効果的な運動についてお話させていただきました。
現在、骨粗鬆症患者は約1300万人といわれていますが、治療されているのはほんの約200万人、驚くほど治療継続率が低いそうです。
一般的には筋力は年1%減り続け、筋トレや運動をしないと10年先で10%、20年先で20%低下します。高齢者の場合は入院などで安静が1週間続くと筋力が10~20%落ち、短期間で深刻な廃用症候群が起こる可能性があるそうです。
廃用症候群となると転倒リスクが高まり、一度骨折すると何度も骨折を繰り返してしまう「骨折の連鎖」を引き起こしてしまいます。
それらを防ぐためには、骨折を予防するための治療継続と日常生活の過ごし方が大切です。
丈夫な骨を作るための工夫では、効果的な食事の秘訣、ビタミンDを取り込むためには食べ物だけではなく日光浴を行う必要性があります。骨を丈夫にするための3つの運動療法では、スクワットや開眼片足立、更に踵落とし等をご紹介しました。踵に衝撃を与える事で股関節の骨強度を高める効果が期待できます。ふくらはぎの筋力を強化、また足の指で踏む込み力も鍛えられるので転倒予防にも効果的です。
その他、実際の骨密度検査の内容や最近の骨粗鬆症の治療についても詳しく説明させていただき、会場からはたくさんの質問がありました。
毎月第2木曜日13:30~15:00 地域支縁くらぶ白樺へ是非お越しください。
私たち博愛会メディカルグループは『メディカル。つながる。街つくる。』をモットーに、今日も地域と共に未来に向かっています!
次回の出前講座
(毎月第2木曜日 13:30~15:00)
医療・介護の相談室 ささえ愛では、新型コロナウイルス感染症対策に十分に配慮し、定期的に出前講座を開催しています。
【日 時】2024年3月14日(木)13:30~15:00~
【テーマ】「春に備えて 今日から始める! 転倒予防体操」
【講 師】開西病院リハビリテーション科 理学療法士 古川利裕 橋本翔太
【参加料】無料
【申込み】不要(定員20名)
【場 所】帯広市白樺16条西2丁目2-1ダイイチ白樺店内 地域支縁くらぶ白樺
※講座終了後にご希望があれば、医療・介護の相談室 ささえ愛 荒 浩美による個別相談会もいたします。